移り変わる音楽の世界で生き残りをかける
近年ネット上で曲をアップロードすることが多くなり、CDの売り上げは、落ちているといわれている。もはや、CDの売り上げランキングよりも携帯の着歌ランキングやmusic Downloadランキングを重視する傾向にある。
CDは1度だけ聞いてダウンロードすれば、もう邪魔なものになるため、レンタルで済ませることが多くなりつつあり、最近では、CDのパッケージが好みだからといって、インテリアなどに使われることが多くなりつつある。
そのような中で私が、感嘆したのはアイドルである。今の日本のCD業界はアイドルによって支えられているのではないだろうかなど、勝手な憶測まで立てたくなるほどである。
1曲出すのにもCDを数種類つくり、パッケージが違うだけでなく、内容が違ったり、特典が違ったりと、趣向をこらしている。そうなると、全部の種類を欲し、1回のリリースに数枚買うようなファンが大勢出てくる。
しかし、中身がどのCDを買っても、一緒であるにも係わらず大量買いする人がいる。なぜならば、聞く用、飾る用、保存用とわけていたり、中にある1種類の特典欲しさに数十枚と買ったりするのである。これは、きっと私たちの想定の範囲内の話であり、もっと沢山の理由があるのかもしれない。全くもって凄い話であるが、このように1回のリリースに何枚も買う人がいることにより、CDの売り上げがあるのではないかと考えている。
ある人気アイドルグループの握手会の特典が欲しくてCDを買う。通常1枚なら一言二言交わし、少しの握手で済まされてしまう所、2枚もっていたらその時間が倍になるという構造になっているとする、そうすれば一言二言で足りない人は、自分の限度内で満たされる所までCDを買うのである。
以前、友人の大学に遊びに行った際、門の前にCDが縦に山積みにされていた。このことに驚いていると「今回は、ビッグイベントであるから、大分多いけど、握手会のチケットが入っているときはいつもここにつまれているよ」と当たり前のように口にされてしまった。今の時代、CDの売り上げの一部はCDの売り上げというよりは、CDを買うとついてくる特典の売り上げになっている。

